"Idle Talking About My Interesting things"
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差別について考える。
差別って言うのは悪いことだ。絶対にやってはいけない。それは人の倫理に外れたことだ。… じゃあ世の中の大抵の人は”差別”していないのか? いやそんなことはない。何故なら大概の差別は意識的所作ではなく無意識的な振る舞いのことであり(いうなれば一種の”反射”)、更に言えば差別かどうかの判断とは受けて側が下すものであるからだ。 例を挙げよう。目の前に「車椅子に乗った、両膝から下のない青年」がいるとする。 彼を見たときに(どんな種類であれ)通常とは違った感情を抱けば、それは広義な意味での差別である。 そして多くの人々が経験的に理解できる事実であると思うが、そうした感情を含んだ視線(哀れみの視線が「反射」でなくて、何を反射と呼ぼう?)に対して受けて側というのは恐ろしく鋭敏である。殆ど気付かれないことは無いと言ってもいい。 世の中の何%かの人々はこうした事実に対して恐ろしく鈍感である。彼らは「何かお手伝いしましょうか?」と言われて深く傷つく人間がいるということに全く思い至らない。 ここまで読むと、まるで私が差別を容認しているように思う人もいるかもしれないが、それは私の主張を正確に表現してはいない。 大事なのは知ることだ。憐れみの視線というものを根絶することがどうやっても不可能であり(それは人間から感情の抑揚を奪うことに等しい)、熱いものに触れて手を引っ込めるのと同じ単なる「反射」が救いがたく人を傷つけることがあるという事実を相互に知り合うことだ。 さすればそうした事実が緩衝材として働き、相互にとってとても生き易い世の中となる。 *ここで論じているのは、あくまで”無意識下の差別”の話であり、それ以外の部分は全く別のレイヤーに属した問題である。 PR
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プロフィール
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Hamhei HORIUCHI
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性別:
男性
職業:
Researcher
趣味:
Reading, Coding, Thinking, Singing, & Football
自己紹介:
貴方が本を読み続ける限り、貴方は取るに足りない紙屑の存在に幻滅し続けるだろう。
Blogもそれと同じで、その殆どは読んだ人間に対して何も学ばせることの無い、全く意味を為さない落書きみたいな内容だ. 一方,文章を書くという行為は、主体に対して幾許かの成長を約束する.退化はあり得ない. その一例として、物事を体系化する手順を学習することができたり,自己理解が促進されたり,さらには新鮮な驚きと発見が内から魔法のように引き出されることもある. 最後に、我々の価値観が互いを許容でき,かつ刺激し合う程度に『違って』いますように.
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