"Idle Talking About My Interesting things"
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※もしかしたらこの文章に反感を覚えるかもしれないが、あくまでこれは私の一意見に過ぎないということをお忘れなく。
逆差別(reverse discrimination)というものがある。簡単に定義すると、「差別を無くすための運動が行き過ぎてしまい、逆に今まで差別をしていた立場の人々が被差別者となる現象」のことだ。 さて、ここで疑問が生じる。 「逆差別」も忌むべき「差別」のひとつだろうか? 例えば、「女人禁制」は重大な差別問題として取り上げられるのに、「女性専用」はいくらでもあるのは何故だろう? 女性の雇用を法的に促進って…こんなにオープンで意図的な差別はなかなかないw それになんで黒人の白人に対する差別行為はそれほど問題にならないのか? これらは虐げられていた者たちの単なる憂さ晴らしか、それとも歴史上の被差別者を救うためのひとつの正義のあり方か? (※ここから先は過去のエントリーの「"discrimination"」を先に読んだ方が理解し易いと思う) 以前述べたように、差別というものはなくならない。「0」には決してならない。 というか、差別が消えて人間社会が回るとは思えない。 学校のテストって何のためにあるんだ?知能がある一定程度は生まれ持ったもので決まる以上、あれは一種の能力差別だろ。それに身長・体重をあんなに細かく測 る意味って何だ?遺伝の差で分類するのも当然差別の一種のはずだ。だって肌の色だって遺伝の問題だろ?それに憐れみ・慈悲の何気ない視線を完全に消すことなんか人間にできる芸当ではない。普通の人は両手両足の無い人を見たときに些かも動揺せずにいられるわけがない。 さて、こうした「本人にはどうすることもできない違い」を根拠として人間を差別することを社会全体が一斉に止めたらどうなるだろう? きっと文明を崩壊し、人間は単細胞生物へまっしぐらだろう。 以前のエントリーで、私は「大事なのは知ること」と言った。「そうすれば世の中はいくらか耐え易く生き易くなるから」と。しかし恒に虐げられている側にとって、そういった緩衝体の存在だけで果たしてこと足りているのか? そこでしばし次の事柄について考えてもらいたい。 「ある大きなスポーツの大会がある。それは4年に一度、世界を巻き込んで行なわれる。その殆どの競技は男女別に分かれているが、殆どの競技は人種別に分かれていない。」 さて、この結果として何が起こっているか? 身体能力的にどうしても男性に劣ってしまう女性は、「男女別」という差別のおかげで楽しく対等にスポーツが出来ている。身体能力的に優れている黒人は「人種混合」という平等のおかげで大体の競技において上位を独占している。 つまり、あるフィールドにおいては、差別と平等が混在し、そして一見するとそれはとても上手く回っているように見える。このとき大事なのは、いま恩恵を受けているのが歴史的に差別を受けてきた人々の側であるということ。そして、現在の世の中はそうした状況を望み、それを促進しようと努めているということだ。 …つまり、男性や白人っていうのは、過去や現在(のある種の状況下では)、かなりの優越を有している。逆差別っていうのは、それらとのバランスの兼ね合いのために適宜加えられるエッセンスのようなものだ。 今 の女性を優位に導こうとする流れは急進的だが、一方でしっかりと男性は社会の重要な役割の殆どを占めているし、「女性は良妻賢母で、若くて、綺麗じゃない駄目」という 先入観は中々風化しない。恐らく男性への逆差別というものも、ゆくゆくは女性への差別と丁度バランスが取れたあたりで落ち着くことになるのだろうと思う。 「差別」は決してなくならない。寧ろ世の中はどんどん「差別」に満ち溢れていく。それは即ち「世の中は確実に平等に向かって邁進し続けている」ということでもある。 逆説的ではあるけれど、つまりはそういうことだと思う。 PR
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Hamhei HORIUCHI
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男性
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趣味:
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自己紹介:
貴方が本を読み続ける限り、貴方は取るに足りない紙屑の存在に幻滅し続けるだろう。
Blogもそれと同じで、その殆どは読んだ人間に対して何も学ばせることの無い、全く意味を為さない落書きみたいな内容だ. 一方,文章を書くという行為は、主体に対して幾許かの成長を約束する.退化はあり得ない. その一例として、物事を体系化する手順を学習することができたり,自己理解が促進されたり,さらには新鮮な驚きと発見が内から魔法のように引き出されることもある. 最後に、我々の価値観が互いを許容でき,かつ刺激し合う程度に『違って』いますように.
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