ノルウェーの突撃隊：TOEICの効率的な勉強法

ここ数年で何度かTOEICを受けて、徐々にその性質というものが見えてきた。

TOEICとは、英語のコミュニケーションのレベルを測ることを目的に掲げているが、その実、ただの「テスト」に過ぎない。テストである以上、そこには必ず傾向が存在し、対策を講じうる。

そこで今回は、英語とはかけ離れた部分にあるけど、重要ないくつかのTOEIC対策のようなものを記そうかと思う。
（本文の内容は、圧倒的な偏見の下、ごく主観的な意見をアウトプットしたものにすぎないということをお忘れなく）

注意すべき点としては…
・満点を目指す人は読まない方がいい。あくまで能率的にスコアを上げる方法に過ぎない
・ここにかいてあるのはあくまで「テスト対策」であって「英語対策」ではない（英語対策は効率性の対極にあるといっても過言ではない）
・効率性を意識した場合、「１０％の確率で例外がある」という類の問題の例外は無視すべき（満点を目指すのでない限り）
・自分は以下に書いてある方法により350点から700点までスコアをあげた。誰に対しても同様の効果があるとは言えないが、今の点数が低ければ低いほど効果は大きいと思う。


以下より対策

・総合的

－わからない問題は悩ますにすぐ捨てる

　　目標は全部に対して均一に取り組むこと。原則的に５秒でわからない問題は幾ら時間かけても正答率は変わらない。あと、リスニングで分からない問題に悩むと、そのあとの問題を全て勘で答えることになる（悪循環）

―点が上がりやすいところをやる（３，４は解き方の練習だけして、勉強はしない（無駄））

　条件１: 大問の2→5→1→7→6→3→4が上がりやすい順

  条件２: ３，４以外で一番正答率の低い大問（または苦手な系統の問題）

※以下より、それぞれの大問について

LISTENING SECTION（一定の流れで解き続けるのが大事）

・1（写真問題）

―絵に沿わない単語、動詞が聞こえたら消す

・２（適切な返答を選択）

―質問文の初めを聞き取る
初めを聞き取れなければ、絶対わからない。初めを聞き取れれば、他が何もわからなくても解ける

―質問文中に同じ（似ている）発音（またはその単語の変化形）が聞こえたら間違い

　要は『ひっかけ』的な選択肢は無条件に全部×。

―whyのあと、becauseがきたら違う

―疑問詞、選択疑問文のとき、yes/noだったら間違い

―依頼表現（can I…, Shall we…, Would you…）で「勿論」or「そうしたいです、でも…」が出たら正解

―選択疑問文のとき、「どちらでもない」or「どちらでもいい」,「第３の選択肢」が出たら正解

・３＆４（長めの文を聞いて、複数の質問に回答）

―ここは勉強しても点数がすぐ上がらない

―問題が読み上げられる前に、次の質問文を読み終えておくのは必須

―問題を聞き終わってから考えるのでなく、問題を聞きながらマークする

READING　SECTION（完答が大事）

・５ & 6（穴埋め）（合計２５分以内（出来たら２０分以内））

―問題が系統別に分けられる（語彙、動詞変化、品詞変化、接続詞…）ので、それぞれの対策を怠らない（変化系は簡単だから絶対落とさない）

―平均して１問２０秒以内にマークする。

　５秒で解ける問題（あるいは、解けないことが分かる問題）があるからそれほど難しくない

―語彙問題は知らなかったら悩むだけ無駄。３秒以内に適当にマーク。

・７（長文読解）（５０分以上掛けたい）

―ここに時間を割く。
ここは、時間を無限に掛ければ誰でも満点が取れる。要は如何にここに時間をかけられるか。

―ここに５０分以上あてるために他を調節する。

―問題文を全部読まない

　ネイティブでも全部読んでたら時間切れになる。日本人には無理。読みたくなるけど、我慢。