"Idle Talking About My Interesting things"
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IPAの未踏プロジェクトのページに09年上期未踏ユースの公募結果が掲載された。
私はクラウドに関する提案を行ったわけだが、 今回は、テーマを決めるまでに大いに参考にさせてもらった、 クラウドコンピューティング関係の優れたいくつかの文献を紹介しようと思う。 主に参考にしたのは以下の3つである。 1、Above the Cloud/ カリフォルニア大学バークレー校 UCバークレーの偉人の方々が満を持して書かれた、『インターネットに携わる人なら一度は読むべき』と持て囃されたホワイトペーパーである。 内容としては、 ・クラウドコンピューティングとは何で、その特徴はどこにあるのか ・それぞれの立場(提供者、SaaS業者、エンドユーザ)に立った時の問題点は何か ・どこに研究の課題があるのか などが研究者の言葉っぽく述べられている。w 上のリンク先のPDFを見れば分かるように、英語で20ページくらいあるので、 人によっては読むのが辛いかもしれないが、研究でその方面に関わるなら、 クラウドに関する自分の理解を纏めるという意味でも、読んでおいて損のない論文である。 2、クラウド化する世界 / ニコラス・G・カー 嘘です。実はまだ全部読んでないです。w 邦訳を途中まで読んだけど、何かしっくりこなくて、今原著を読んでいます。 今度、改めてレビューします。 その代わりと言っては何だが、ニコラス・カーの有名な逸話を一つ。 彼は昔IT関係のエンジニアをしていた時に、「これから先、ITへの投資は全て無駄になる」と言い放ったそうな。 勿論それはクラウドによるユーティリティコンピューティングの概念の到来を予感して言ったのだが、 つまり研究者だろうがエンジニアだろうが、今自分のいる場所の何歩か先を見通す能力が肝心だということですね。 3、クラウド大全 / 日経BP 非常に読みやすい。やっぱり日本人が書いてるからかな?w まずクラウドコンピューティングの総括的な話があり、その後に各クラウド技術(Google, Amazon...)に焦点を当てながら個々の特徴を見ていくという流れ。 クラウドを使って何かやりたい技術者にとっても凄く実際的な話だし、エンドユーザにとっても何がメリットかというのがよく分かる。 #あと、個人的に著者の一人である中田さんのプレゼンは一聞の価値ありだと思う。 この前のクラウドフォーラム(過去のエントリー参照のこと)では、 ・なぜクラウドを使うのか? ・GoogleはDCを冷やさないのか?w などといったテーマについてとてもダイナミックに、まるで目の前に迫ってくるかのような迫力で語っていた。 論旨をとっても、知識のない小生でも非常に理解が易く、最終的には彼の弁に大いに納得させられた。w ・・・以上。 これからはここでMyCloudに関する情報を流していこうとおもうので、よろしくお願いします。 PR |
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プロフィール
HN:
Hamhei HORIUCHI
HP:
性別:
男性
職業:
Researcher
趣味:
Reading, Coding, Thinking, Singing, & Football
自己紹介:
貴方が本を読み続ける限り、貴方は取るに足りない紙屑の存在に幻滅し続けるだろう。
Blogもそれと同じで、その殆どは読んだ人間に対して何も学ばせることの無い、全く意味を為さない落書きみたいな内容だ. 一方,文章を書くという行為は、主体に対して幾許かの成長を約束する.退化はあり得ない. その一例として、物事を体系化する手順を学習することができたり,自己理解が促進されたり,さらには新鮮な驚きと発見が内から魔法のように引き出されることもある. 最後に、我々の価値観が互いを許容でき,かつ刺激し合う程度に『違って』いますように.
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