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"Idle Talking About My Interesting things"
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最近、ファイルシステム系のソフトウェアを開発している。

ここではその過程で行った実験の簡単な説明をしてみたいと思う。

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ここ数年で何度かTOEICを受けて、徐々にその性質というものが見えてきた。

TOEICとは、英語のコミュニケーションのレベルを測ることを目的に掲げているが、その実、ただの「テスト」に過ぎない。テストである以上、そこには必ず傾向が存在し、対策を講じうる。

そこで今回は、英語とはかけ離れた部分にあるけど、重要ないくつかのTOEIC対策のようなものを記そうかと思う。
(本文の内容は、圧倒的な偏見の下、ごく主観的な意見をアウトプットしたものにすぎないということをお忘れなく)

注意すべき点としては…
・満点を目指す人は読まない方がいい。あくまで能率的にスコアを上げる方法に過ぎない
・ここにかいてあるのはあくまで「テスト対策」であって「英語対策」ではない(英語対策は効率性の対極にあるといっても過言ではない)
・効率性を意識した場合、「10%の確率で例外がある」という類の問題の例外は無視すべき(満点を目指すのでない限り)
・自分は以下に書いてある方法により350点から700点までスコアをあげた。誰に対しても同様の効果があるとは言えないが、今の点数が低ければ低いほど効果は大きいと思う。


以下より対策
昨日、とあるプレゼン発表を行ったのだが、その際に質問された内容にその場でうまく答えることができなかった。
悔しかったので家に帰ってから自分の考えをまとめた。

=======================================================
Q: データの「暗号化」に対する「閾値秘密共有分散」のメリットは?
A: 以下の二つが主な優位性かと思われる。
1 復号化にカギが要らない
2 分散データがそろわなければ、復号化が絶対不可能
3 大きなデータが小さな複数データになる

1について、鍵というのは暗号における恒常的な泣き所となる。どんなに強力な暗号も鍵が漏れれば無力化するし、鍵を無くせば正規の所有者さえ元データを見ることは叶わなくなる(公開鍵暗号は鍵配送問題の代わりに、別のデメリットを許容している)。
一方、分散化では、分散データの関係性自体がカギの役割も果たしているので、分散データの内の必要数さえセキュアな状態に置いておけば漏洩の心配はなく、また鍵データが紛失した(壊れた)ため「復号化出来ない」ということがない。

2について、数学的に解読できないことが証明されている暗号は「ワンタイムパッド暗号」しかない(量子暗号は「解読されたことが絶対にわかる」)。一方、秘密分散法は漏洩したデータが復号に必要な数以下であれば、1部分たりとも復号化できない。

3について、『元データ量 = 分散データの総量』になる秘密分散アルゴリズムを使えば、一つのデータを様々なストレージに分散することで、個々のストレージやネットワークの負担を軽減し、安全性を高めることができる。

一般論としては、それぞれに違うメリットデメリット(秘密鍵暗号の利点は例えば「処理が早いこと」)があり、その利用先によって使い分けるべきである。これまで自分は他の研究のこともあり、秘密分散法に拘っていたが、確かに選択肢の一つとして「暗号化」に視野を向けるのも必要かもしれない。



Q: 「ロックイン」を逃れるための便利な技術は、それ自体にロックインされているということにならないか?
持論だが、ロックインには2種類あると思う。それは「仕様によるロックイン」「性能(利便性)によるロックイン」である。
ベンダーが主に使う戦略は前者であり、ユーザは有無を言わさずそのシステムを使わざるを得ない。これは、ベンダーが一部の市場を独占し、そのシステムの仕様を秘匿するすることによって行われる。
後者は純粋にその価値から需要が発生しており、システムの透明性如何で利用率が推移しない。
消費者の立場に立つと、前者は排除すべき存在であり、後者はそれがユーザサイドに立ち透明性を保ち続けるのであれば問題はない。

===================================================

何かに挑戦する機会を持つたびに思うのだが、ひとつの目標に向けて限られた時間内で邁進するというのは、(結果如何に関わらず)自分の周りの物事を整理し、今現在の自分を理解する上で非常に良い機会となる。
短すぎる人生を浪費しないために、自分の周りに満ちている可能性を惰性で見過ごすことがないようにしなければ、と強く感じる今日この頃。

「Dokan」、infocraftの荒川氏らが開発したフリーソフトである。
その有用性は、わざわざデバドラを書かなくても(!!)ファイルシステムを作ることができるという点にあり、つまり「FUSE」のWindows版と言える。

今回は、荒川氏の書いた記事を元に簡単な"HELLOWORLD"プログラムを試しに書いてみたので、この場で少し紹介したいと思う。

ここから、私の作ったフリーソフトをセットアップファイル形式でダウンロードできます、という告知。
(※リンク先のページが拙い英語で書かれているのは、「世界的に需要のあるフリーソフトを作ってやるぜ」という意気込みの表れ)

こことは別ページで、これまでは主にソースコードを公開していたけど(Developer向け)、セットアップ形式のフリーソフトのダウンロード用のページも作りました(User向け、だけど一応ソースコードも添付してあるヨ)。
今のところ、公開しているのは以下の二つだけだけど、これから研究・開発活動などを通して、有用なソフトウェアを作って豆に公開・アップデートしていこうと思います。
意見・質問・要望などがあれば、どのエントリーでもいいのでコメント欄にお願いします。それが開発意欲の糧となるので。

とりあえず2つのフリーソフトの説明。

・「CV_Doppler」(過去のエントリーで紹介)
静止画像のCG処理とサウンドファイルの音源処理ができるソフト。OPENなCVとかALとかいろいろ使ってます。
CGの方は、いま流行りの顔認識とか、エッジ処理とかです。自分用にリアルタイムの動画用(WEBカメとか)のソフトも作ってるけど、要望があればそっちも公開します。
後者では、音源の位置と速度をいじれます。そうすると例えばドップラー効果がしみゅれーとできます。自分の声が極端に高くなったり低くなったりするのも面白いです。


・「PTest」
入力した数が素数かどうかを判断できる優れものです。
とりあえず”18,446,744,073,709,551,615.0”というPrime Nuber(一応、素数。もはや何と読むのかさえ分からない)を入力したら、結果出力まで自分の環境で2分くらい掛りました。。
それというのもこのプログラムでは素数判定法のアルゴリズムに「試し割り法」を用いているから。初めは「ラビン法」で行こうと思ったんだけど、数式中の「N%M =(-1)」が理解できなく諦めました(余りが-1?N-1ってこと?)。
誰かわかる人は教えてください。


両方とも「read_me」はついているけど、「インストールしたけど動かない」とか「訳が分らない」とか「アルゴリズムについて詳しく知りたい」とかあれば遠慮なく質問を。

以上。

『閾値秘密分散共有法』についてネットで調べてみたが意外と資料が少なかったので、折角だから分かったことをここに載せておこうと思う。

『閾値秘密分散共有法』は情報の分散と共有によって情報を保護するためのセキュリティ技術である。
今回は特に『(k,n)閾値秘密分散共有法』について説明する。
(以下からは『(k,n)閾値秘密分散共有法』のアルゴリズムを実装したソースコードに沿って説明する)
「国語より数学の方がはっきりしていていい」
「数学にはちゃんと答えがあるけど、国語には明確な答えが無い」

というような内容の発言を何度か聞いた覚えがある。

だが果たして本当に国語に明確な答えはないのか?

私は寧ろ、以下のような言い方をした方が真実に近いのではと思う。

「国語には、明確な答えがないとしても、明確な間違いが常に存在する」

このバックグラウンドには、児童期における情緒教育の真の目的(国家単位)といった問題が絡む。
暗号解読 / サイモン・シン










暗号について全く知らないが、暗号に興味のある人に勧める一冊。

著者のサイモン・シンについて
「彼の書く物語には、ある抽象的な事柄について、非常に魅力的でありながら、且つそれを読み終えた読者に概念的・総合的な理解を植えつけるという稀有な性質が備わっている」

この「暗号解読」という作品は、暗号作成者と暗号解読者間の歴史を軸にしながら、暗号がどうして生まれ、数々の暗号がどのように作られ、またどのように破られてきたのかということを教えてくれる作品である。

そして、この本の何よりも素晴らしい点は、その内容自体が非常に面白いということである。暗号の歴史を彩っているのは、暗号という無機質な工学を生み出す人間たちのドラマである。サイモン・シンはそれらを非常にヴィヴィッドに描き、読者をストーリーへ引きずりこむ。
すると読者はいつの間にか暗号の始まりから現在の量子暗号までの流れのおおよその理解を得ることになるのである。

本書は暗号という一学問を一般人の手の届くところへと持って来ると同時に、多くの人間に暗号の理解を促したということで、間違いなく歴史的な名著と謂われるであろう一冊である。

※この本で暗号へより興味を持った人々へはより理解を深めるために以下の本を薦める。
秘密の国のアリス
暗号技術大全
 たった今、アーセナル 対 マンU の試合が終わった。

自分は生粋のガナーズ(アーセナル愛好家)だが、今シーズンのアーセナルには不明な点が多かった。
Ex
・ロシツキーは?引退?
・何故両サイドバックは大事な局面ほどミスするのか?
・ダシウバは駄目でしょうか?国際試合だと調子よさそうなんですが?
・アルシャービンを獲った目的は?
まあ挙げればきりがない。

でもアルムニアはいいGKだ。イングランド代表選択しないかな。
カシージャスといい、レイナといい、なんでスペインはあんなに名GK輩出国なんだろう?
世界ベスト5のGKに2、3人スペイン人って異常じゃないかな?
今日、IPAの情報処理技術者試験の1カテゴリーである基本情報技術者試験(以下、FE)を受けてきた。
そして即日IPAのサイト内で模範解答が出ていたので自己採点してみた。結果、午前・午後試験ともに正答率は9割を超えていたので恐らく問題ないと思われる。

今回この試験を受けてはみたが、実際、自分としては「資格試験(単体)には全く何の価値も無い」というのが昔から変わることの無い考えだ。
それは「資格」に過ぎなく、つまり「(選択の)権利を拡張するもの」であり、本来自分を高める類のものではない。
日本の英語資格試験がその最たるものだが、屡それらは学習者の進む方向を本来の目的からは逸らさせ、彼らに余計な枷をはめ、その成長を無駄に抑止する結果に繋がる。

さて話は逸れたが、結局僕の言わんとしていることは「資格を取るための努力はすべきでない」ということだ。
進むべき方向に進んでさえいれば自ずとある資質がそのひとに備わっていき、資格とはその資質の有無を問うべき存在であるはずだ。また社会制度もそうした方向に進ませなければならないはずで、そうでなければそもそも資格など邪魔以外の何者でもない。
FEで出題される問題の7割くらいは、「情報系大学の授業で教授が使う程度の技術用語を大体解し」、「生じた疑問に対して論理的な思考を巡らせることができれば」、容易に解けるレベルのものであると思う。そして、実際試験はそれで充分に合格ライン上である。満点を狙うのでもない限り、それほど網羅的な知識は必要とされない(自慢するわけではないが、私は全く勉強を始める前に一度時間を計って過去問を解いてみたが、その段階で既に合格点程度はとれていた)
基本情報技術者(特にFE)で問われるのは、ITに携わる人間が(純粋な理解はしていないとしても)直感的には感じられるべきリテラシーたちであり、選択形式の回答方式がこの傾向を更に強めているのである。


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プロフィール
HN:
Hamhei HORIUCHI
HP:
性別:
男性
職業:
Researcher
趣味:
Reading, Coding, Thinking, Singing, & Football
自己紹介:
貴方が本を読み続ける限り、貴方は取るに足りない紙屑の存在に幻滅し続けるだろう。
Blogもそれと同じで、その殆どは読んだ人間に対して何も学ばせることの無い、全く意味を為さない落書きみたいな内容だ.

一方,文章を書くという行為は、主体に対して幾許かの成長を約束する.退化はあり得ない.
その一例として、物事を体系化する手順を学習することができたり,自己理解が促進されたり,さらには新鮮な驚きと発見が内から魔法のように引き出されることもある.

最後に、我々の価値観が互いを許容でき,かつ刺激し合う程度に『違って』いますように.
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